-
1934年 (昭和9年)
現在地である室見川河畔に移転し営業を始める。
博多の奥の堂(現在の御供所町)で昭和3年より卵と鶏肉の販売を行なっていましたが、昭和6年に土居町で水炊きの店を始め、当時は「鳥市」と漢字表記での店名でした。現在地で営業を開始し、先代が室見川の白魚を見て、鉢に泳がせすくって食べる「白魚のおどりぐい」を考案。その後、魚料理を主流とし、店名をひらがなの「とり市」に改めました。
-
1952年 (昭和27年)
川むこうからのお店の全景。このころは浴場があったので、お客様はお風呂に入って浴衣を着てお食事をされていました。
-
1960年 (昭和35年)
高浜虚子先生句碑完成(とり市玄関)
俳人・高浜虚子先生が白魚によせた句、「網の目に 消ゆる思ひの 白魚也」の句碑が完成。高浜虚子先生の一周忌にホトトギス同人の方々と玄関横に建てました。
-
1970年 (昭和45年)
「お手軽割烹 三四郎」開店
魚料理を気軽に楽しめる店として当時から広く親しまれてきました。元々はとり市の隣にありましたが、2001年「とり市」と同じ建物内での営業を開始。2013年には新館が落成しました。
-
1988年 (昭和63年)
「味 三秀」開店
「とり市」のお料理をモダンなテーブル席で楽しめる店としてオープン。和の技法を駆使し、華やかなアレンジも加えた創作会席を提供しています。
-
1991年 (平成3年)
会社設立 満30周年
1961年に設立した「株式会社 とり市」が30周年を迎えました。
-
2001年 (平成13年)
「すし処 喜市」開店
長浜や姪浜の市場で吟味した鮮魚を素材重視で握る博多前寿司の店をオープンしました。
-
2014年 (平成26年)
「とり市」が創立80周年を迎えました。さらに2020年には「三四郎」が50周年の節目を迎えました。
-
2022年 (令和4年)
「とり市商店」開店
2012年から販売を開始した自家製からし明太子などを置く「とり市商店」を開店。
歴 史
1934年より、室見川河畔で時を重ねて参りました。
「とり市グループ」の90年を超える歴史を振り返ります。